分け目が目立つ・ボリュームダウン...そんな女性の薄毛にハチミツが効くって本当?

薄毛・育毛

たまに、はちみつは薄毛や育毛といった髪の悩みに効果的!という話を耳にします。

確かに、ハチミツには髪に効果的な栄養成分が含まれているのは事実。

亜鉛・ビタミン類・ポリフェノール・酵素等が代表例。

ただ、ハチミツを食べたからといって、“薄毛が治る、髪が生える”といった直接的な効果に結びつく、とは正直思えない...。

本日は、そんなハチミツと髪の関係について紹介したいと思います。

そもそも女性の薄毛の原因って?

シャンプー・ヘアカラー・パーマ等による頭皮へのダメージ

女性が薄毛になる一番の原因。

最近になってようやく、洗浄力が弱めのアミノ酸系シャンプーが人気になってきたものの、それでもまだ『頭皮を清潔に保つことが大事・毛穴が皮脂で詰まっている』等のトレンドは健在。

ある程度キレイ好きなのはいいですが、頭皮の皮脂を取りすぎると、頭皮自体のチカラが弱ってしまい育毛に大きな影響を及ぼしてしまいます。

皮脂は、いろんなダメージから頭皮を守ってくれる大切なパートナーであることを、忘れずに!

また、ヘアカラー・パーマ等にも要注意。

頭皮についてしまう薬剤は、かなり強め。

最初は何ともなくても、何回も繰り返すことで、頭皮が荒れてしまう方も多くいらっしゃいます。

オシャレをしたい気持ちは重々分かりますが、くれぐれも過度なヘアケアは止めましょう。

ついでに、ヘッドスパや過度な頭皮マッサージ等も頭皮の毛細血管を傷つけ、育毛に悪影響がでることがあるので注意。

食生活の乱れ・過度なダイエット

髪が育つには、タンパク質等、いろんな栄養が必要。

その栄養が足りなければ、必然的に良い髪は育ちません。

ダイエットをして痩せたい!キレイでいたい!気持ちは分かりますが、だからといって過度なダイエットは禁物です。

また、脂っこい食事、カップラーメン、ファストフード等を頻繁に食べるのも髪には悪影響。

栄養は血管を通って、頭皮の毛根に送られ、そこでようやく毛が作られます。

こうした食生活を送っていると、血管や血液の質が悪くなるため、栄養がうまく頭皮に届きにくくなってしまいます。

冷えで血がうまく巡っていない

ストレス、自律神経の乱れ、不眠等で、カラダは冷えていませんか?

平均体温は、最低でも36度はありますか?

冷えは、カラダの代謝を低下させ、血の巡りを悪くします。

冷えが慢性化すると、カラダの一番上にある細い毛細血管まで、うまく血が届かなくなることも。

でも、そうはいっても、なかなか環境や体質は変えられない...という方もいらっしゃいますよね。

そんな場合、簡単な冷え大切としては、ふくらはぎのトレーニングやちょっと早めに歩くこと。

ふくらはぎは、第二の心臓ともよばれ、血を上へ送るポンプの役割をしていますので、この部分を鍛えると、カラダは温まり、血流も良くなります。

また、砂糖を多く含む甘い食べ物は、できるだけ避けましょう。

砂糖は、中毒性があり、カラダを冷やす作用があります。

東洋医学では髪は血の余り!心身に余裕を持てば、女性の薄毛は改善しやすい

東洋医学では、髪の毛は『血余』と呼ばれています。

髪の毛というのは、カラダにとって、正直重要ではありません。

命の危機を感じたり、心身に余裕がない時、髪は後回しにされます。

とにかく、今生きるために必要な部分に、最優先で血が使われます。

なので、過度なヘアケア等による薄毛は別として、栄養不足や冷え等の薄毛は、心身の余裕がないと、改善するのはなかなか難しいということ。

ただ、女性の薄毛は、男性と違って、いったん快方に向かうと、そこからの改善スピードが速い特徴もあります。

難しいことは何もありません。

しっかり食べて、適度に運動して、よく寝る。

あと、しいて言えば、できるだけ過度なヘアケアは避ける。

このリズムさえ守っていけば、薄毛なんてへっちゃら。

本来備わっている自分のカラダの回復力を信じてください。

そうした上で、ハチミツ等の天然食品も取り入れていけば、より相乗効果が望めると思います。

まとめ

今回は、女性の薄毛とハチミツの関係についてお話しさせていただきました。

直接的にハチミツが薄毛に効くといった魔法のような効果は望めないと思います。

ただ、砂糖の代わりや普段摂りにくい酵素等の栄養素を補給する等の目的で蜂蜜を取り入れれば、結果的に育毛への良い影響につながる可能性は十分あります。

ぜひぜひ、ハチミツを食べて、健康な体・美しい髪への道を邁進して下さい!陰ながら応援しています♪

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