あなたにぴったりの蜂蜜は?蜂蜜の特徴をピックアップ

はちみつの味を決めているのは、蜜源となってるお花。

そのお花の種類は実に豊富で、それぞれの蜂蜜の味・糖度・色等にはかなりの違いがあります。

また、同じ花から採れた蜂蜜でも、採取される場所・時期等の違いで、風味は微妙に変わってくるんです。

ここでは、お花別で蜂蜜を選びたい方へ各蜂蜜の特徴を紹介。ぜひ、蜂蜜選びの参考にしてください♪

代表的なハチミツの「香り・コク・クセ」一覧

アカシア

アカシアの特徴

産地は主に、中国・日本・ハンガリーが有名。
日本人好みの蜂蜜で、普段何気に食べてるハチミツが、実はアカシアだったということもしばしば。
特別なクセはなく味もまろやかなため、どんな料理やお飲み物ともベストマッチします。
ハチミツの中でも一二を争う人気♪

れんげ(ゲンゲ)

れんげの特徴

アカシアと並んで、日本人に人気のはちみつ。
ほのかに香る花の香り、どこか懐かしい優しい甘さが特徴です。
主原産地の中国の他、国産の蓮華蜂蜜も販売されています。
ただ、採蜜量は少なめで、時期を逃すとすぐ売り切れることも。見つけたら早めのお買い物がオススメ。

百花

百花の特徴

百花蜂蜜はその名の通り、百の花から採れた蜂蜜のこと。
春・秋・夏といろんな時期から採蜜することができ、それぞれの時期により、コクが深かったり香りが強めだったり...とどんな味かは食べてみてのお楽しみ♪
価格は単花蜂蜜と比較すると、若干安めというのも人気要因の一つ。

みかん

みかんの特徴

爽やかな柑橘系の香りが特徴のみかんハチミツ。
甘さと酸味のバランスが絶妙で、スイーツや洋風の料理にぴったり♪
一方、みかんの風味が強いだけに、ちょっとクセを感じる方もいらっしゃいます。
もしご心配なら、少量サイズやお試しセット等から始めるのがベター。

マヌカ

マヌカの特徴

他の蜂蜜と比べると、高い抗菌作用で群を抜いているマヌカハニー。
より高い効果・効能を期待する方にはもってこいのハチミツです。
ただ、風味に関してはちょっとだけ注意が必要で、いわゆる“おいしい蜂蜜”を期待して買うと後悔することも!
全体的に濃厚でクリーミー、コクのある甘さですが、薬草やハーブ特有の苦み・エグみもございます。
ハマる方にはハマる味です♪

ライチ

ライチの特徴

ほのかなライチの香り(味が薄めのマスカット風味)が特徴のライチ蜂蜜。
海外産はちみつの中では、特別なクセもないため、幅広い用途で使用することができます。
お値段も大容量サイズ(2.5kg)で4.000円ぐらいで買えるお店もあり、とってもお得。
フルーツやパンケーキ等へのシロップ代わり、ちょっとした料理の隠し味にオススメです。

菩提樹(シナ)

菩提樹の特徴

食べると、すこし酸味のあるサッパリとした風味が広がる菩提樹ハチミツ。
ただ、甘さもしっかりあり、強いクセは感じられません。
アカシアやレンゲ蜂蜜と並び、日本人好みの人気はちみつです♪

ハゼ

ハゼの特徴

ハわずかな期間でしか採蜜できない貴重な蜂蜜。
感想の中で一番多いのが、ほのかな樹の香りで、緑茶の風味を感じる方も。ちょっとアクセントのきいた蜂蜜をお探しの方に人気。

そば

そばの特徴

一般的なハチミツよりは、鉄分・他の栄養成分も豊富。
貧血ぎみの方等にはオススメのはちみつとして知られています。
一方、味・風味にはクセがあり、どなたにも好まれるハチミツとは言い難い面があります。
直接召し上がるより、料理の隠し味に使う方が多くいらっしゃいます。
余談ですが、フランスとかロシアでは高級蜂蜜として重宝されてます♪

栃(とち)

とちの特徴

糖度・香り・風味のバランスがそろっている栃ハチミツ。
そのまま召し上がるのもいいですし、料理に使っても問題ない日本人好みの蜂蜜。
ただ、味に敏感な方には、後味に、旬菜であるアブラナ科の花芽の味を感じる方もいらっしゃいます。
もし、そうしたお野菜がちょっと苦手という場合には、アカシヤやレンゲ蜂蜜のほうが良いかもしれません。

お買い物に迷うならアカシア・レンゲ蜂蜜がおすすめ!

迷ったらアカシア・レンゲ

代表的な蜂蜜の特徴を紹介させていただきましたが、正直どのハチミツを選んでいいか分からないという場合は、アカシア・レンゲの蜂蜜がおすすめです。

理由は、いい意味で個性的すぎない味。

コクのあるほどよい甘さ・クセのない風味なので、そのまま召し上がってもいいですし、いろんな料理とも相性バッチリ♪

お値段もそれほど高くないので、はちみつランキングでは安定した人気をキープしています。

蜂蜜の結晶化について

冬になって冷たいところ等に置いておくと、蜂蜜は結晶化していきます。
でも、これは天然蜂蜜であることの証。
甘さの元であるブドウ糖が寒さでカチカチになっていくんです。
ちなみに、砂糖を加えた精製はちみつの場合は、結晶化することはありません。
相当寒いのに、なぜか結晶化しない場合は、それはあんまりよろしくないハチミツかもしれません。
結晶化したら、お湯やストーブの前で温めたりするのが一番の対策ですが、あまり熱を加えすぎてしまうと栄養が壊れてしまうので気をつけましょう。
余談ですが、アカシア蜂蜜は元々結晶化しにくい性質を持っており、こうした点も、選ばれている要因の一つになっているようです。

ページTOPへ