蜂蜜×ヨーグルトを食べたら乳酸菌の効果はなくなっちゃう?
便秘改善や美肌など、いろんな効果があるヨーグルト。
せっかく食べるなら砂糖が入っていないヘルシーなヨーグルトを選びたいもの。
でも、やっぱり甘さがないと...と思うのは人の常。
そんな時、多くの方は蜂蜜やメープルシロップ等を砂糖代わりにすると思います。
どちらも栄養豊富でヘルシー♪まさに理想的な天然甘味料ですよね。
今回は、そんな蜂蜜とヨーグルトの組み合わせについてのお話し。メイプルシロップについてはまた次の機会にしたいと思います。
蜂蜜の効能の1つ「殺菌効果」で乳酸菌は死滅しないの?
ハチミツはとにかく効果効能に優れているスーパーフード。
ですが、その効能の中には、『抗菌力』があることで有名です。
傷へのばい菌の侵入を防いだり、消毒等にも、昔からよく使われてきました。
となると、必然的に湧いてくる疑問が。
それは、
ヨーグルトにかけて食べたら、せっかくの乳酸菌もダメになっちゃうんじゃない...?
確かに、ハチミツには菌を殺す力があって、悪玉菌はもちろんのこと、乳酸菌等の善玉菌も例外ではありません。
はちみつには、菌が繁殖のために必要な水分がないばかりでなく、もし菌が侵入してきたとしても、その菌の中にある水分でさえも押し出して菌を殺してしまう、そんな強い力があるんです。
ハチミツの中は、まさに無菌状態。ハチミツが数年腐らないぐらいの防腐性を備えているのもそのためです。
ということは、やっぱり、
ヨーグルトに蜂蜜をかけてしまうと、乳酸菌は全滅...
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は、しません!
意外にも、ハチミツが乳酸菌を増やす助けをしてくれる
これは、量の問題で、例えばたっぷりのハチミツの中にヨーグルトを混ぜれば、乳酸菌はほぼ全滅します。
でも、普通ヨーグルトを食べるときって、そんなにハチミツはかけませんよね。
せいぜいかけても、ヨーグルト100gに対してハチミツ20gぐらい。それでも、相当甘く感じられると思います。
そのぐらいの割合のハチミツであれば、ヨーグルトの中にいる全ての乳酸菌を全滅させる力はありません。
しかもうれしいことに、条件がそろうと、乳酸菌はハチミツを自分達のエサにすることも!
また、単体でのハチミツが体内に入ると、成分が変化し、腸にいるビフィズス菌を増殖させる働きがあるといわれています。
なので、ヨーグルトとハチミツの組み合わせは、食べれば食べるほどヘルシーになる『最強の組み合わせ』なんです。
これなら、この食べ合わせが不安に思っていた方も安心ですよね!蜂蜜って本当にすごいでしょ(ちょっと自慢)♪