ホットドリンク・料理には熱に強いメープルシロップが最適
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ハチミツは、言わずと知れた栄養の宝庫。
酵素・ビタミン・ミネラル等、とにかく色んな栄養が含まれています。
ただ、一つ問題があって、それは、
ハチミツの栄養分って熱に弱い。
加熱を始めて、45度ぐらいから栄養素に影響がでて、60度ぐらいにるとかなりの栄養成分が破壊されていきます。
コーヒーや紅茶といったホットドリンクも同様で、飲む寸前に入れても、温度が高ければ、栄養成分には少なからず影響がでます。
もちろん、加熱した後でも甘さは残るので、『栄養があるかどうかは特に気にしない。甘味料として使いたいだけだから大丈夫。』というのであれば、問題はありませんが...。
でも、ハチミツって結構高いし、こういう使い方をするのはちょっともったいないような気がしないでもありません。
ハチミツはやはり、熱を加えない状態で食べるのが理想かなと思います。
もし加熱系料理に使いたい!しかも栄養素も無駄にしたくないというのであれば、熱に強いメイプルシロップのほうが向いていると思います。
本日はそんなメープルシロップについてのお話。
ハチミツとメープルシロップの違いって?
メイプルシロップは、カエデの樹液を煮詰めて作ったもので、加熱しても栄養が失われることはありません。
メイプルシロップにも多くの栄養素(ネラル・ポリフェノールetc.)が含まれていおり、参考までに蜂蜜とメイプルシロップの栄養価を比較してみると、
100g成分値 | メイプルシロップ | 蜂蜜 |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 257 | 294 |
タンパク質(g) | 0.1 | 0.2 |
脂質 | 0 | 0 |
炭水化物(g) | 66.3 | 79.7 |
ナトリウム(mg) | 1 | 6 |
カルシウム(mg) | 75 | 1 |
カリウム(mg) | 230 | 18 |
マグネシウム(mg) | 18 | 1 |
マンガン(mg) | 2.01 | ― |
亜鉛(mg) | 1.5 | 1 |
ビタミンB1(mg) | 微量 | 微量 |
ビタミンB2(mg) | 0.02 | 0.01 |
ナイアシン | 微量 | 0.1 |
ただし、他にもハチミツの酵素、独自の栄養成分などもあるので、すべてを相対的に比べることはできません。
ハチミツとメイプルシロップそれぞれに、あるものないものがあるので、どちらが優れているかを決めるのは少々難しい面が。
とにかく、ハチミツにしてもメープルシロップにしてもカラダにはうれしい栄養成分がたっぷり♪それらの成分を効果的に摂れるように、それぞれをうまく使い分けるのが大切だと思います。
お買い物の参考に!メイプルシロップにはグレードがある
ハチミツ同様、栄養豊富で、しかも熱に強いメイプルシロップ。
いろんな料理の隠し味にも使えますし、中でも一番人気の使い方は、コーヒーの砂糖代わり。
メイプルシロップの特有の甘さ・香り・コクが、コーヒーの苦みとベストマッチします。
最近だと、パウダー状にしたメイプルシュガーも販売されています。
ただ、1つだけ気をつけたいのが、メイプルシロップの種類にはいくつかあるということ。採取時期の早い順番に、次のように分けられます。
- ゴールデンデリケートテイスト
- アンバーリッチテイスト
- ダークロバストテイスト
- ベリーダーク/ストロングテイスト
栄養価的にはそれほど大きな違いはありません。
最大の違いは、『風味』。
採取時期が遅くなる3・4になってくると、かなり植物風味が強くなるので人によっては苦手と感じる方が多くいらっしゃいます。
主に、砂糖代わりにするよりは料理へのちょっとしたアクセントに最適です。
一番人気は、2のアンバーリッチテイストで、バランスが一番良く、料理にもドリンク、スイーツなどにもぴったり♪
なので、もしお買い物を考えているのであれば、そのメイプルシロップの種類のCHECKを忘れないようにしましょう。
メープルシロップが初めての方は、まずはクセのない1か2から始めて、3・4を試していくのがいいかもしれません。
ちなみに、通販で人気なのは、カークランドのメイプルシロップ(1.3kg)。
コスパがよく、味もアンバーリッチテイストなので美味しいですよ。
お店によって、価格・送料等にかなり違いがあるので、しっかり条件を比較してお買い物しましょう。